地域おこし酒源水

LOCAL SAKE GENSUI

源水純米吟醸
大槌町地域おこし酒
源水を買う・源水を呑む

源水純米吟醸と源水純米大吟醸が
おおつちジオフードに認定されました。

2024年8月16日、源水純米吟醸と源水純米大吟醸は大槌町三陸ジオパーク推進協議会の「おおつちジオフード」として認定されました。おおつちジオフードは大槌町における三陸ジオパーク「ジオサイト」を積極的に活用している飲食メニューや商品等を認定し、その取組を広く周知・支援することで、ジオパーク活動の促進と消費者への認知度向上を図ることを目的に実施しています。

源水

磨きあげた大槌テロワール。
気品をまとった純米大吟醸酒

精米歩合を50%にまで高めた
芳醇な味わいのプレミアムな源水

口に含むとバナナのような果実の香りが広がり、優しい甘味とふくらみのある味わいが感じられます。

仕込み水に大槌町源水地区の湧水（軟水）を使用。
釜石の酒蔵・浜千鳥の自社仕込み水（地下水）に比べ、穏やかに発酵させるために必要なミネラルがバランスよく含まれています。

原料米は源水地区と水源を同じとする田んぼで作付けされた大槌町産「吟ぎんが」を精米歩合50％まで磨いたものを使用。「源水純米吟醸」よりもさらに米を磨くことで、雑味が少なく洗練された味を追求しました。

岩手県オリジナル酵母と岩手県オリジナル種麹菌を使用したオール岩手の日本酒です。

売上金の一部は源水地区の環境保全活動に寄付されます。

源水純米大吟醸
容量	720ml
アルコール分	16%
日本酒度	+2.8
酸度	1.7
アミノ酸度	1.0
酵母	岩手県オリジナル酵母ゆうこの想い
原材料	米（国産）、米こうじ（国産米）
原料米	大槌町産吟ぎんが100%
精米歩合	麹米50%、掛米50 %
仕込み水	大槌町源水地区
製造者	株式会社浜千鳥岩手県釡石市小川町三丁目八番七号 tel 0193-23-5613

大槌テロワールが醸す
優しく美しい味わいの純米吟醸酒

大槌産酒造好適米吟ぎんがと
大槌町源水地区に湧く清らかな水で仕込む
大槌の地酒

源水純米吟醸は大槌で育てた酒米の吟ぎんがと大槌の湧水を用いて隣町の釜石の酒蔵・浜千鳥で仕込んだ吟醸酒です。

吟ぎんがは1999年に誕生した岩手県オリジナルの酒造好適米。大槌酒米研究会が栽培した吟ぎんがを豊かな風味と旨味を引き出すために米を磨き上げ、その仕込み水は長い年月をかけ浸透してきた大槌町源水地区の美しい湧水を地下40メートルの深井戸から汲み上げました。

大槌町民から愛される源水には沢山の思い出と多様で希少な生物が存在します。源水純米吟醸は、これら貴重な資源を未来に遺す「地域おこし酒」として誕生しました。

売上金の一部は源水地区の環境保全活動に寄付されます。

源水純米吟醸
容量	1,800ml、720ml
アルコール分	16%
日本酒度	+1
酸度	1.3
アミノ酸度	1.0
酵母	岩手県オリジナル酵母ゆうこの想い
原材料	米（国産）、米こうじ（国産米）
原料米	大槌町産吟ぎんが100%
精米歩合	麹米50%、掛米55%
仕込み水	大槌町源水地区
製造者	株式会社浜千鳥岩手県釡石市小川町三丁目八番七号 tel 0193-23-5613

源水プレミアムラベル

大槌町内限定販売
大槌町の小・中・高校生によるデザインラベル

源水純米吟醸プレミアムラベル（1,800ml / 720ml） — 1,800ml

3,040円（税込 3,344円）

720ml

1,520円（税込 1,672円）

大槌愛にあふれた
みんなで作る大槌ならではのラベル。

源水純米吟醸の発売にあわせて、大槌町の小・中高・高校生を対象にラベルデザインコンテストを開催しました。
寄せられた作品には梅花藻、イトヨ、米、海、鮭...大槌を代表するモチーフを取り入れるなど、個性豊かで大槌への愛がギュっと詰まった地域の酒にふさわしいラベルデザインが集まりました。
応募作品の中から特に優秀なものは源水の開発に携わった方々の選定による特別賞を設け、さらに、最優秀賞作品は製品化され限定販売しています。

源水プレミアムラベルデザイン受賞作品

ほかの応募作品を見る

湧水の町、大槌。

希少な生物・植物が生息する
良質で美しい水質

大槌町は豊かな湧水に恵まれた水の街。特にも大槌川と小鎚川の河口付近には古くから方々に井戸があり、人々の暮らしを支えてきました。震災後の土地の造成や区画の整理事業などで、それら井戸の多くは無くなってしまいましたが、今でも所々に湧き出る水には希少な生物が棲み、大槌独自の美しい自然環境を生み出しています。

暮らしと共にある良質な水

源水地区の湧水は湧出量が多く、水温が通年で12℃前後と安定した極軟水で、サケ・マスの孵化場に活用されています。醸造特性が極めて高く、杜氏をして「発酵が良く進む強い水」と言わしめた、酒造に好適な水です。

絶滅危惧種が生息する水

梅花藻（バイカモ）は水温の低い清流でしか育たない多年草の水草で、絶滅危惧種にも指定されています。春から夏にかけて小さく咲き、清流に揺れる白い可憐な花が梅の形に似ることからその名で呼ばれます。

天然記念物が棲む水

イトヨは環境にとても敏感で、国内でも北緯35度以北の限られた地域の冷たい湧水が豊富な清流でしか生息しない繊細な魚です。大槌の湧水地はイトヨの生息には最適な環境と言われ、町内の各所で確認されています。

写真提供 : 国立遺伝学研究所細木拓也

源水純米吟醸の
ラベルデザイン

地域おこし酒で人がつながり、
たくさんの幸福が生まれるように

大槌町の皆さんと一緒に、お酒のネーミングやデザインを考えるワークショップとアンケートを重ねてきました。
そこでの提案や意見をもとに、名称は「源水（GENSUI）」、デザインは大槌町源水地区の湧水とその地域に群生している梅花藻の花をイメージして制作されました。
湧水の一滴が大槌町の豊かな自然を育み、梅花藻が人のつながりを育てていく思いです。梅花藻の花びら5枚で１つの円を構成しており、それ自体が地域で生きる人を表しています。
さらに、梅花藻の花言葉は「幸福になります」です。円の連続性のデザインには、湧水の恵で「幸福」が永遠に続いていく意味も込められています。
地域おこし酒源水純米吟醸を通じて大槌内外の人がつながり、たくさんの幸福が生まれることをコンセプトにデザインされました。

大槌産酒造好適米吟ぎんが

熱心な研究と美しい水を活かし
実を結ぶ大槌の酒米

吟ぎんがは1999年に誕生した岩手県独自の酒造好適米です。大粒で酒造りに重要な心白の発現が多く、すっきりとしていて柔和・綺麗な味わいと言われています。
佐々木重吾さんを会長とする大槌酒米研究会は2002年より吟ぎんがの栽培をはじめ、地域に根ざした酒造りを目指す地元の酒蔵「浜千鳥」の酒造りを支えています。
大槌産の吟ぎんがで醸された浜千鳥の酒は国内外のコンテストで高く評価され、今では岩手を代表する酒となりました。

南部杜氏が醸す
地域の酒蔵浜千鳥

情熱ある蔵元と南部杜氏が生み出す
地元の酒
自然とひとつになった酒造り

大正12年（1923年）創業の釜石の酒造会社「浜千鳥」は地元の原材料を積極的に採用し、地域の味を作ってきました。一般的な日本酒よりも多くの米を磨く、高精白の特定名称酒と呼ばれる高品質な酒を中心に、沿岸の食材にマッチした味わい深い日本酒を醸造しています。地元消費が9割とも言われる浜千鳥では、毎年、大槌町内の大槌酒米研究会の田圃で田植え、稲刈りのイベントを開催し、仕込みや瓶詰め体験会を行うなど、ファンと一緒に作り上げる地元の酒を製造しています。

大槌町地域おこし酒

オール大槌の地酒で、
湧水の町大槌を未来に伝える

大槌の湧水を守り、生かしたい。
町民の声から始まった地域おこしの酒

源水の開発では、地元に愛され誇りに思える酒を目指し、町民の皆さんはもちろん、大槌酒米研究会や浜千鳥のみなさんを交え、地元の湧水の知識や、酒を通じた地域おこしについての勉強会を開催しました。
勉強会はネーミングの検討やラベルのデザインにも及び、試験酒の完成後に開催された試飲会では誕生した商品に期待する強い想いが込められた活発な意見交換が行われ、大槌に暮らすみなさんが、源水のプロジェクトに参加することで、オール大槌の地酒を作り上げました。