大槌稲荷神社[二渡神社]

おおづちいなりじんじゃ[にわたりじんじゃ]

大槌城主大槌孫八郎、江戸時代の豪商前川善兵衛にも信仰された歴史ある神社

江戸時代前期の創建とされます。
倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)・健御名方命(タケミナカタノミコト)の二柱を御祭神として、当初は笹原稲荷の社名で、現在の寺沢の地に祀ってありました。
その後鳩崎(現在の釜鼻の地)に遷座、時代の経過とともに参拝者が増え境内が手狭となり、1720年(享保5年)現在の稲荷山に豪商前川善兵衛を主として船主らが新宮を造営、二渡神社と改称しました。
大槌城主・大槌孫八郎の信仰も厚かったとされています。
1943年(昭和18年)には郷社に列し、社名を大槌稲荷神社と改め今日に至っています。
神の神社の特色を持ちながら、五穀豊穣・海上安全・富国安民の祈誓をこめられるなど、沿岸地方にあって霊験あらたかなお社として崇敬されています。

石灯籠と手水鉢(せきとうろうとちょうずばち)[町指定有形文化財]

豪商、前川善兵衛(四代目:富昌)の寄進によるものです。

大鳥居(おおとりい)

神社の参道入口の大鳥居は東日本大震災津波で基礎部分から折られ、流されてしまいましたが、その後、奇跡的にそのままの状態で見つかりました。
現在は、流失の扁額部分を新しいものに替え、神社の玄関として参拝者を迎えています。
参拝の際にはぜひ大鳥居をくぐり、震災を乗り越えたパワーをいただきましょう。

境内社 八大龍王社(はちだいりゅうおうしゃ)

八大龍王社は古来より、海上安全・海幸守護の神、海の神様として、氏子漁師に信仰されてきました。
以前は講中(信仰者の集まり)が結成され旧暦4月8日をご縁日として神事を行われていました。
現在は講中も解散してしまったため、個人単位による例祭が執り行われています。

神輿(みこし)

境内社殿横に展示されています。
現在の神輿(左から2番目)は新調されたものです。
両サイドの小さな神輿は、震災後、持ち手不足を危惧した支援者が、少人数でも担げる神輿として、子供神輿と併せ寄贈されました。
神社権禰宜が滞在時、または事前に連絡をしていただくと、間近で見学することができます。

大槌稲荷神社お札、お守り

・お稲荷さんの張子 1000円
・交通安全お守り 1000円
・根付の白狐守り 800円
・各種お札 1000円
大槌稲荷神社では、お稲荷様にまつわるお守りとして「根付の白狐お守り」が人気。
白狐は古来から吉兆をもつ霊狐として人々に福をもたらすとされてきました。
お稲荷さんの張子と一緒に手元に持っていたいお守りです。

大槌稲荷神社 御朱印(ごしゅいん)

・御朱印 300円
大槌稲荷神社の御朱印の特徴はその大きさ。
通常の御朱印の「倍の大きさ」で、御朱印帳に収めるには見開き状態にして納める必要があります。

かくれんぼ?

大槌稲荷神社はご神木に囲まれ、写真のように、外からは境内が見えず、初めて訪れる人にはわかりません。お越しの際は、地図で正確な位置を確認しながらお越しください。
写真の風景を探しながら来るのも一つの手かもしれません。
でも、迷ってしまう前に、町民に聞いてみてくださいね。

催事 「大槌まつり」

【時期】
毎年9月第3月曜日を含む3連休に開催。
(2021年は祭り中止。神事のみ取行う)
【内容】
大槌稲荷神社と小鎚神社の例大祭を合同で開催。
1日目 大槌稲荷神社宵宮祭
2日目 〃 祭典神輿渡御
   曳舟まつり
   小鎚神社宵宮祭
3日目 〃 祭典神輿渡御
【みどころ】
神輿渡御では、神社を出発した神輿が大槌川を渡河するところが見どころです。また、漁船に神輿と郷土芸能が載って行われる「曳船(ひきふね)まつり」は必見です。

★「厄割の玉」で、晴れ晴れとした気持ちで1年を!

(やくわりのたま)
「厄割の玉を軽く握り、自身に降りかかる厄や災い・悩み事が去るように念を込め、その玉に息を吹き掛けたら〆縄中央の厄割石目がけて投げ込み、割砕きます。
晴れ晴れとした気持ちで良い一年をお過ごしください。」
初穂料 一玉 100円
※むしゃくしゃしたとき、気持ちを切り替えたいときに…スカッとします。

所在地 岩手県上閉伊郡大槌町安渡2-8-1
アクセス 大槌町駅より徒歩25分、 釜石山田道路(R45)大槌ICより車で5分
駐車場 境内スペースを利用(5~10台ほど)
お問い合わせ 0193-27-7011 ( 権禰宜 小國 正人 )
例祭日 9月22日
創建時代 江戸前期
拝観時間等 自由 【ご注意】...社務所の開所時間は不定期なため、お札・お守り・御朱印などを希望の場合は、事前に連絡を入れましょう。
情報更新日 2021.9.13 ※掲載内容は、状況によって更新されます。