体験プログラム

experience program

吉里吉里国の薪割り&震災講話&防災食づくり体験

今年の夏は、大学のゼミ旅行が多く来ている大槌町です。
先日も神戸学院大学の安富ゼミ11名が、「大槌町合宿・学習旅行補助事業」を活用して来てくれました!(昨年も来ていただいたゼミです。リピーター様!)

午前中は、吉里吉里海岸の目の前の高台にある、林業のNPO法人吉里吉里国で、
薪割り体験と代表の芳賀正彦氏の震災講話、そして防災食づくりの受け入れをしました。
同じ日時でおらが大槌夢広場さん経由で東京大学の学生5名からも申し込みがあり、大学生同士の交流もしてもらおうと、神戸学院大学と東京大学合同で体験してもらいました。

吉里吉里海岸を見下ろすロケーション

まずは、薪割り体験。
気温がどんどん上がるなか、熱中症に気をつけながら、1時間がんばってもらいました。
30分もすると、もっともっとやりたい人と、飽きる人に分かれるのが、薪割り。
はまる人は、本当にいつまでも割り続けます(笑)。

ストレス発散にもよいですし、災害で電気もガスも止まったとき、エネルギー源は薪になります。
薪割りが上手な人がヒーローになるので、絶対にできるようになっておいたほうがよいと思います。

続いて、防災の勉強をしている安富ゼミ生の一番の目的だった、吉里吉里国代表の「震災講話」。
海の見える場所での青空講演です。

芳賀さんの震災時や防災のこと、人とのつながりなど、心に響くお話に、薪割りで疲れているはずの学生たちは、真剣に聞いてくれました。
先生も、こんなに一生懸命話を聞く生徒たちは、珍しいと言ってました(笑)。

つづいて、みんなの今日のお昼ご飯になる防災食づくりです。
グループに分かれて、自分たちレンガを組んで炉をつくり、薪を並べて火をつけて、お湯を沸かします。
早くできたところは早く食べられて、遅いところはなかなか食べられないという、ちょっとサバイバル的要素もあります。

お湯が沸いたら、ビニール袋でご飯を炊き、レトルトカレーを温めます。

簡単そうで難しいこの体験(小学生〜大人まで同じ体験をします)、時間があるとすぐ下の海岸で海水を汲み取るところから始まったり、お味噌汁もつくったりします。

自分たちで苦労してつくったカレーライスって、アウトドアで食べるランチってなんて美味しいんでしょう!

今回、お水が美味しいことでも有名な大槌町の井戸水を沸かして淹れたアイスコーヒーもつくりました!

スウェーデントーチでお湯を沸かす

みなさまお疲れ様でした。

この後、神戸学院大学は、釜石・鵜住居での震災ガイドへ(昨年は大槌町の震災ガイドだったので、今年は釜石へ)。
「釜石の奇跡」といわれる子供たちの行動をメインに(普段から行なっていた訓練のとおりに逃げたので「奇跡」ではないと言われています)、三陸ひとつなぎ学校の伊藤さんにガイドをお願いしました。
実際にすぐそばに迫る津波から逃げた経験をもつ伊藤さんのガイドは、いつもどおり穏やかかつ理路整然としており、リアリティと説得力のあります。

暑さもピークのなか、鵜住居の子供たちが避難した2キロほどある道を歩きながらのガイドでしたが、みながんばった!(すみません、私は体調不良の生徒の付き添いで一緒に全行程を歩きませんでした!)

お疲れ様でした。このあとのビールは絶対に美味しかったと思います。

また来年もお待ちしています。

大槌町観光交流協会では、今回のような大学ゼミ、修学旅行、学習旅行などのために、
「学び」ができる体験のコーディネートをしています。
また、釜石や山田など近隣市町村の体験を含めたコースも可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。