ちおこインターンから見た大槌
2026年02月17日
ちおこインターン生として東京から参りました。大学2年生の倉本と申します。
東京からちおこインターン生として大槌町に来て、気づけば1週間が経ちました。
最初は「どんな町なんだろう」と少し緊張していましたが、今では毎日見る海や山の景色が、少しずつ自分の中に馴染んできています。
この1週間で出会った景色や食、そして暮らしてみて感じたことを、素直に綴ってみたいと思います。

〇 蓬莱島(ひょうたん島)
滞在2日目、まず向かったのが蓬莱島でした。
冬の澄んだ空気の中、透明度の高い海が広がり、堤防を歩くだけで心がすっと静かになっていくのを感じました。

震災で被災した灯台は、いま力強く建ち、漁船を見守っています。
過去と現在が同じ風景の中にあることを、ここで初めて実感しました。
大槌を象徴する景色だと思います。
〇 吉里吉里海岸
穏やかな波と、どこまでも続くような砂浜。
オフシーズンの静かな海岸でしたが、夏のにぎわいが目に浮かぶようでした。
国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得していると知り、
自然の美しさだけでなく、それを守ろうとする人の想いも感じました。

〇 浪板海岸
吉里吉里とは対照的に、こちらは力強い波。
サーファーのメッカと聞いていましたが、実際に立つと納得です。
波の音は胸に響くほど大きく、自然のエネルギーを全身で感じました。

近隣では海を眺めながらテントサウナを楽しめるそうで、
“自然の中で整う”という新しい大槌の魅力も知りました。
〇 浪板不動滝
臺さんに連れて行っていただいた山あいの滝。
静かな冬の森の中で、水音だけが響いていました。
派手ではないけれど、ずっとそこにある強さを感じる場所でした。
観光地というより、「町の奥行き」を感じられる場所です。

〇 崎山展望台
リアスシーニックラインを通って向かいます。
少し不安になるほど曲がりくねった道の先に、突然視界が開けます。

野島と船越湾が広がる景色は、本当に息をのむ美しさでした。
風を受けながら、「ああ、海と山が本当に近い町なんだ」と実感しました。
〇 大槌でいただいたご飯
滞在中、食を通しても大槌を知りました。
・「中華一(はじめ)」さんのマーボー麺
初日のお昼にいただきました。
程よい辛さとボリュームに、緊張していた気持ちがほどけたのを覚えています。

・「さんずろ家」さんの磯ラーメン
海鮮の旨みがじんわり広がる優しい味。
普段こってり派の私にとっては、新しい出会いでした。

・「居酒屋 翔龍丸」さん
新鮮なお刺身に加え、ナマコやイルカなど、普段なかなか口にする機会のない食材にも挑戦しました。
最初は少し緊張しましたが、「その土地の文化に触れる」という体験そのものが印象に残っています。

食は、その町の歴史や暮らしを映しているのだと感じました。
〇終わりに
来る前は正直に言えば、少し不安がありました。
都会で長く暮らしてきた自分が、うまく馴染めるのだろうかと。
けれど、観光交流協会の皆さま、そして町の方々の温かさに触れて、その不安はすぐに和らぎました。
海と山が近いこと。
場所ごとに違う表情を見せる自然があること。
そして、人があたたかいこと。
短い滞在ですが、大槌は私にとって大切な場所の一つになりました。
もし今、「行ってみようかな」と迷っている方がいたら、
ぜひ一度、実際に足を運んでみてください。
きっと、自分だけの大槌が見つかると思います。