体験プログラム

experience program

「海と希望の学校onさんてつ」無事終了しました!

11月9日(日)、岩手県沿岸広域振興局・東京大学大気海洋研究所主催の日帰りツアー「海と希望の学校onさんてつ」が開催されました。
今年も大槌町観光交流協会で、ツアー全体の運営・コーディネート・当日ガイドをしましたので、当日の様子をご紹介します。

こちら↓はスケジュールです。

20名募集のところ、定員以上になったり、キャンセルがあったりしましたが、最終的に参加者22名で鵜住居駅から出発!
最初は、三陸鉄道に乗って、千代川らんさんによるガイドで三鉄のお話や車窓からの景色を楽しんでもらいました。

駅で集合写真をパチリ

お天気最高で海キラッキラ。みなさんもっと乗っていたかったと思いますが、岩手船越駅で下車。今度はバスで吉里吉里国へ。
吉里吉里国では、教育旅行などでいま評判の「防災食づくり体験(簡易版)」と、大槌町の人気定番コンテンツ「青空サーモン講座&サーモン捌きデモ」を体験していただきました。

理事長・松永いづみさんのお話とスタッフ紹介

まずは、「防災食づくり」。自分たちで炉をつくり、薪を入れて火をつけて、鍋でお湯を沸かしてもらい、緊急時に役立つビニール袋のご飯炊きをしてもらいます。
「サーモン」「ホタテ」「アワビ」「かき」「うに」の5班に分かれてもらいましたが、「サーモン」班は子どものみにし、サポートスタッフとみんなで考えながら、火おこしをしてもらいました。

薪選び
燃えやすい薪のサイズに割ってます
焚き付けになるものを先に見つけた班は早いです
炉台づくりも重要です
子どもチームはなかなか火がつかず、諦めモードになりつつあるなか、スタッフが鼓舞をして、、、
協力しあってチームの力で火を起こしました!
ビニールご飯の準備
お湯が沸いたらビニールご飯を投入

ここまで全員できたら、あとは45分ご飯が炊けるのを待つだけ。
その間に、「青空サーモン講座&サーモン捌きデモ」を行います。
ここからは「おおつちのあそび」にバトンタッチ。

ガイド・大場くんのサーモン話。安定の面白さです

直前まで捌きデモをなんの魚でやるか決まってませんでしたが、急遽、でっかい桃畑学園サーモンを手にいれることができました。大槌のお魚でできてよかった!

いくら入でした!

「青空サーモン講座&サーモン捌きデモ」が終わったタイミングでご飯が炊き上がりました!
それぞれ、ご飯の炊き加減をチェックしたら、今日のランチです。


お米だけ!?
いえいえ、今回は大槌鹿の加工・販売の会社「MOMIJI」のキッチンカーが大槌鹿のカレーを用意してくれています。ご飯にカレーをかけて、いただきます!
おもいおもいの場所で美味しいカレーライスを召し上がっていただきました。

食後は、自由時間で休憩してただいたり、吉里吉里国の散策をしていただいたりしましたが、ほとんどの参加者さんが、薪割りに夢中になっていました(よい食後の運動!)。吉里吉里国といえば、薪割り体験です。

「楽しかった!」「美味しかった!」「為になった!」をたくさんいただき、またバスに乗って、「海と希望の学園祭」開催中の釜石TETTOへ。


昨年は見学だけでしたが、今年は東京大学大気海洋研究所のご協力により、南極観測隊の初女性隊長となった原田尚美さんのお話会を、「海と希望の学校onさんてつ」の参加者のためだけに開催していただきました!

いままで知らなかった南極のこと、観察隊のお仕事、裏話など、原田さんの興味深くて面白いお話に、みんな引き込まれ、最後の質問も、大人から子どもまでたくさん出ました。
また後日、参加者のために、南極とオンラインで結んでお話会をしてくださることも決まりました。すごい! 

TETTOをあとにし、鵜住居駅に戻って、この日帰りツアーは終了しました。
参加者のみなさま、お疲れ様でした。参加いただき、ありがとうございました!

そうそう、今年の参加者プレゼントは、大槌磯ラーメン、大槌鹿シチュー缶、大槌町の郷土芸能ポストカード17枚セット、そして子どもには、三鉄車両キーホルダーと三鉄トートバッグでした!

毎年運営に関わらせていただいておりますが、この企画、三鉄に乗れて、学びと遊びが詰まっていて、とってもとってもお得です。
来年の募集を見かけましたら、即参加をおすすめします。

最後に、今年もたくさんの方にご協力いただきました。ありがとうございました。
とくに吉里吉里国での大槌チームの連携は、手前味噌ながらとても素晴らしく自慢して歩きたい(笑)。