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「ひょっこりひょうたん島」赤い灯台が70歳に!

 大槌港灯台は、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったといわれる岩手県大槌町の蓬莱島(ほうらいじま)に位置し、大槌湾を行き交う船の安全を願い昭和28年12月20日に初点灯され、今年で70歳を迎えました。
 初代の灯台は、平成23年の東日本大震災で津波により倒壊しましたが、灯台の復旧に際し、「復興のシンボル」として末永く地域の皆様に親しまれる灯台を建設すべく、海上保安庁初となる灯台のデザインを大槌町民から募り、太陽と砂時計をイメージした作品が採用され、平成24年12月に復旧いたしました。

①大槌港灯台絵画コンテストの開催

 釜石海上保安部様主催の元、70歳を記念し大槌町、大槌町観光交流協会、海上保安協会釜石支部、大槌町立大槌学園、大槌町立吉里吉里小学校・中学校、そして現在の大槌港灯台のデザインを考案した岩間みな子様の協力をいただき、大槌町の小学生・中学生を対象に大槌港灯台をテーマとした絵画コンテストが行われました。

7月7日から9月1日まで募集を行ったところ、8月31日までに小学生低学年部門に85作品、小学生高学年部門に90作品、中学生部門に9作品の合計なんと・・・184作品も集まりました!受賞した5名の作品は下記の通りです。

〇大槌町長賞

【崖の上のひょっこり】

大槌町立吉里吉里中学校3年 佐藤 茜(さとう あかね)さん

〇特別賞

【大槌の景色】

大槌町立大槌学園6年 髙清水 麻咲(たかしみず まさき)さん

〇大槌町観光交流会会長賞

【ひょっこりひょうたん島と赤とう台】

大槌町立吉里吉里小学校2年 松村 葵(まつむら あおい)さん

〇海上保安協会釜石支部長賞

【じまんの海と蓬莱島】

大槌町立吉里吉里小学校4年 平野 宗大(ひらの そうた)さん

〇釜石海上保安部長賞

【海に浮かぶ島】

大槌町立吉里吉里中学校3年 芳賀 瑛太(はが えいた)さん

②11月1日(水)大槌港灯台ライトアップ

11月1日(水)に大槌港灯台がライトアップされたのはご存じでしょうか?灯台の足元から照らされた赤い灯台はなんとも神秘的でした。

大槌港灯台の形は何を意味して建てられたか知ってますか?

大槌港灯台の上の部分=太陽は「大槌の将来は明るい(明るくしたい)」、
灯台全体のシルエット=砂時計は「時が経てば復興出来る」という力強い願いが込められております。

大槌町を見守ってくれている赤い灯台。ぜひ、大槌町に来た際には、ひょっこりひょうたん島を見ながら赤い灯台はこういう理由で作られたんだな~と、少しでも思い出していただけると嬉しいです!

受賞された皆さま、おめでとうございます!!