農村再発見ツアー「IWATE農LIFE」ツアー〜大槌編
2024年10月16日
農協観光さんが、岩手県事業で毎年実施している大学生限定の「IWATE農LIFEツアー」。
今年初めて大槌町編を造成していただき、10月12日と13日の2日間、満員御礼で無事終了しました!
今回の内容は、「おおつちのあそび」が受け入れ・コーディネートをし、
ツアー名も「農山漁村の地域課題を解決!!山と海おおつちのあそび「大槌町」コース」。
大槌ならでの魅力的なコンテンツ目白押しの内容となっていました。
ところどころ見学しましたので、順にご紹介します。
参加者は、岩手県の大学に通う学生さん(全員女性でした!)。
スケジュールは、
1日目
①大槌「さともりファーム」で農作業体験
大槌に移住してきて、耕作放棄地を開墾し、有機野菜づくりや地域課題に取り組む「さともり」の伊藤将太くんの指導のもと「間引き作業」をする学生さんたち。みんな黙々とがんばってくれました。
②「さともり」の野菜をつかったカレー&ハヤシライスづくり
農作業後は、ランチタイム!
と思いきや、自分たちでつくらないとありつけません(笑)。
伊藤くんの野菜をつかってカレーとハヤシをつくってもらいました。
時間がかかるかもと思いましたが、みなさんかなり料理しているのか、協力しながら手際よくぱっぱとつくっていました。
盛り付けも完璧!!
手作りしたランチをみんなとても美味しそうに食べていました。
③有害鳥獣被害と狩猟の現場フィールドワーク
午後は、有害鳥獣被害等MOMIJIの取り組みのお話と、農家のお話を伺いながら田畑の見学をしたり、罠猟・銃猟の模擬体験をしました。
おしゃっちでお話を聞いた後、金沢地区の農家・けんいちさんの田んぼへ。
けんいちさんから、中山間地での農業のこと、鳥獣被害のことなど、大槌の農業の課題を伺いました。
そのあと、少し山に入って、鹿の痕跡を探したり、罠の掛け方を教わりました。
最後は、おもちゃの銃をつかって模擬狩猟体験。
みなさん何度も打つうちに、ちゃんと的に当たるようになり、さまになってました!
宿泊は、「小川旅館」。
観光協会は参加しませんでしたが、「おおつちのあそび」ガイドも参加し、名物の「もりだくさん夕食」を堪能したようです。
夕食後は、「おおつちナイトサファリ」に行き、鹿にもいっぱい出会えたようです。
2日目
午前中は、
④大槌町MOMIJIにて解体見学・体験
こちらも見学に行けなかったので、その様子の写真は、「おおつちのあそび」さんより拝借しました。
午後は、ちょうど「吉里吉里国」で開催されていた「薪まつり」へ。
会場内でみんなで捌いた鹿肉バーベキューランチをします。
筆者が焼き方に入っていたため、残念ながら写真がないですが、鹿肉と大槌の野菜をたくさん焼いて食べていただきました。
会場内で、薪割り、乗馬、モルック体験、各種出店ブース、おふるまいを楽しんでいただき、最後に、鹿革キーホルダーワークショップで、ツアー終了。
大槌での体験は、鹿肉の解体など、普段できないことばかり。
けれども、最後に「命をいただくということがわかりました」という感想をいただいたり、「食べたもの全部美味しかった!」など、大槌で感じていただきたかったことをしっかり感じていただき、本当に生き生きと楽しんでいた様子に、私たちもうれしくなりました。
いつかまた大槌に遊びに来てください。待ってますね。
IWATE 農 LIFEツアー(岩手県主催 農村再発見ツアー)のInstagramに、大槌町コースの様子が掲載されています。こちらもぜひご覧ください!