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ガイド&ホタテ付き地引網体験、無事終了!

天気が安定しない今夏にもかかわらず、見事に晴れた8月21日(日)、
大槌町観光交流協会主催「夏休み最後の想い出づくり! 地引網体験」が開催されました。

チラシです。

地引網を用意していただくのは、吉里吉里の漁師・関谷さん。
教育旅行の受け入れで今年2回実施していただきましたが、一般向けは今回が初めてです。
海に面していて漁業がさかんな三陸ですが、実は地引網漁を現役で(生業で)やっている方はほとんどいません(昔はけっこういたらしいです)。
なので、地元の方にとっても珍しい体験です。
とはいえ、地元でもコロナ発症者がポツポツと出てきていましたので、
募集も少し控えめにしていました。

「知らなかったよ〜〜〜」という方が多くいたようで、ごめんなさい。
(大槌町観光交流協会のSNSのチェックをお願いしますね)

大きな網なので30人以下になると子供では厳しい。
30名以上集まるといいなあと思っていましたが、
なんと町内外から48名のお客様が参加してくれました。

参加者のみなさんにまずはご挨拶と本日の内容、地引網の仕方を説明
網が大きいので全体的な様子がわかりにくいですが、両端の2つのロープを2つに分かれて引っ張ってもらいます
よいしょ、よいしょというかけ声をかけながら、2つのロープのバランスをみながら引っ張るのだけれど、それがけっこう難しい
終盤は2つのロープの間をどんどん縮めてよいしょよいしょ。ここが一番大変

実は網を引っ張るだけだったらすぐに終わってしまいます。
「地引網」+αで満足度の高い内容にして、毎年の定番プログラムになるようにするのが、今年の目標でした!
参加者、とくに子供の知的好奇心を満足させることができるように、「お魚ガイド」をつけ、将来的なターゲットとして「三陸ならでは体験」として、とれたてホタテをひとり1枚サービスしました。

とれた魚を大きなタライ にうつして、まずはさわって観察してみよう!
魚ガイドが取れた魚について説明。子供だけでなく大人からもいろいろな質問がでました。お魚に詳しい方たちが大槌にはいっぱいいて助かります(東京大学大気海洋研究所の学生さんたち)
魚と遊ぶのに飽きた方から、ホタテを提供。地元漁師さんに朝もってきてもらった、新鮮ホタテです(漁師町ならでは!)
内陸からのお客様が多かったので、ホタテの美味しさにみんな感動してくれました!
焼き担当は、タカマスベースさん!いつもありがとう!
おいしい、いただきました!

本当は、とれた魚をその場で食べて〜なんてこともしたいのですが、現状ではどんな魚がどのくらい取れるかは、手探り状態です。まだ見るだけ触るだけですが、
参加者のみなさんのはしゃいだり笑ったりしている声を聞くと、楽しんでいただけたのではと思っています。

大変好評だったので、来年は一般の方々にもっと体験してもらえる機会を増やしたいと思っています。

最後に。
環境省の助成事業で実施したこの体験プログラム。
たくさんの方々のご協力で実現しました。
地引網をしてくれる漁師さんを紹介してくれた方、吉里吉里の漁師さん、東大研の学生さん、タカマスベースさんとその仲間たち、助成事業の縁の下の力持ち・邑計画さん、そして観光協会の仲間たち。
ありがとうございます。
9月10月はいよいよダイビングツアーです!